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【R2】体の中のお花畑?!「腸内フローラ」の秘密。
暑かった2018年、夏。
ようやく過ごしやすい日が増えてまいりました。
朝晩は肌寒いくらいです。
でも実は、この時期こそ体調管理に注意が必要です。
今年のような猛暑の後の秋口は気温差が大きく、
例年より秋バテになる可能性も高そうなんです。
朝晩の気温が下がるものの、
日中はまだ真夏並みの30℃を超えることも多く、
1日の寒暖差も激しくなります。
屋内と屋外の温度差による自律神経の乱れが、
秋バテの原因の一つです。
秋バテを防ぐには、
●「首元、手首・足首といった
体の末端や体芯を温める」
●「入浴の際はなるべく湯船に浸かる」
●「寒暖差を考慮して外出時に上着を一枚持参し、
体を冷やさない」
●「飲み物は常温、食べ物は温かいものを
摂取するようにする」
…などがあげられます。
まだまだ暑いと感じていても、
季節は少しずつ秋へと変わりはじめています。
早めの秋バテ対策で、夏の疲れを追い出しましょう!
--- ☆目次☆ ----------------------------
【1】話題の「腸内フローラ」って?
【2】「ビフィズス菌」と「乳酸菌」
違いをご存知ですか?
【3】】腸内環境を整えるカギは
「善玉菌」にあり!
【4】編集後記
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【1】話題の「腸内フローラ」って?
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情報番組や新聞の健康欄などで、
最近よく見かける言葉の一つに
☆「腸内フローラ」☆
…があります。
なぜ、注目されているのかと言うと、
☆「腸内フローラ」☆
…を構成する「菌バランス」が、
〇免疫
や
〇代謝
…などの、
体の機能に大きく関わっていることが
わかってきたからなんです。
肥満の人には
ある特定の菌が多いことがわかってきて、
★肥満は腸内細菌に左右される
…可能性があるというのです。
他にも、
●アレルギー
●神経系の病気
●糖尿病や大腸がん
●動脈硬化
…などとも、
深い関わりがあることが
わかってきています。
私は、
☆「腸内フローラ」☆
☆「腸内環境」☆
…と聞いても、
漠然と便秘やおなかの調子が悪いことに
関係があるのかな?…
程度しか思い浮かびませんでした。
「腸内環境」を整えることは、
単にお通じを良くするためではなく、
〇体質改善
や
〇病気予防
…に役立つと
考えられているのです。
そこで、今週は、
聞いた事はあるけど詳しく知らない
☆「腸内フローラ」☆
…について、ご紹介したいと思います。
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【2】「ビフィズス菌」と「乳酸菌」
違いをご存知ですか?
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私たちの体の中に腸内細菌は
〇600兆~1000兆個
〇1000種類以上
…いるといわれており、
その様子がまるでお花畑のようなので、
☆「腸内フローラ」☆
…と呼ばれているんだそうです。
腸内細菌は、
◎「善玉菌」
→人体にとって有益な作用をもたらす菌
●「悪玉菌」
→人体にとって好ましくない作用をもたらす菌
…と、そのどちらでもない
〇「日和見菌(ひよりみきん)」
…に分けられます。
「腸内フローラ」における、
善玉菌、悪玉菌、日和見菌の理想のバランスは、
〇「2:1:7」
…といわれています。
このバランスは年齢によっても変化し、
赤ちゃんの腸内は善玉菌が優位ですが、
年齢とともに悪玉菌が増えていきます。
また、
〇食生活やストレス
〇生活習慣の乱れ
〇便秘
…なども悪玉菌を増やす要因になります。
°+°。°+ °。°。°+°。°+ °。°。°
☆善玉菌の代表は、
〇乳酸菌
〇ビフィズス菌
…で、たんぱく質を分解し、
腸内を健全な弱酸性に保ち、
悪玉菌の繁殖を抑制します。
他にも、腸に集中している免疫力を活性化させるなど
健康に役立つ働きをします。
ところで皆さん、
・ビフィズス菌
と
・乳酸菌
…の違いってご存知ですか?
☆「ビフィズス菌」は、
腸内に10%程度
棲んでいると言われています。
人や動物の腸内のみで活動し、
酸素がある腸内以外での
生息ができません。
☆「乳酸菌」は、
腸内に棲んでいる量が
1%以下に過ぎません。
多くの飲食物に含まれており、
酸素があっても平気です。
「ビフィズス菌」も、
「乳酸菌」も、
同じような
整腸効果をもちますが、
菌の種類としては、
少し違いがあるんですね。
°+°。°+ °。°。°+°。°+ °。°。°
★悪玉菌の代表は、
●黄色ブドウ球菌
●大腸菌
…で、たんぱく質を腐敗させて毒素を発生するなど、
病気のリスクを高めます。
°+°。°+ °。°。°+°。°+ °。°。°
◎日和見菌は、
腸内で善玉菌が優勢の場合は
○善玉菌の味方
…となり、
悪玉菌が優勢の場合は
●悪玉菌を応援
…してしまうので、
悪玉菌が増えて
腸内環境が悪化すると、
ますます腸内環境が悪くなるという
悪循環に陥ってしまいます。
°+°。°+ °。°。°+°。°+ °。°。°
面白いことに、
☆「腸内フローラ」☆
…は、手相のように
一人ひとりで異なっており、
同じ腸内フローラを持つ人間は
ほかに存在しないとされています。
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【3】腸内環境を整えるカギは
「善玉菌」にあり!
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では、私たちの普段の生活で、
☆「腸内フローラ」☆
…を、改善するには
どうしたらいいのでしょうか?
栄養バランスの整った食事を心がけ、
ビフィズス菌に代表される
〇善玉菌
…を増やすことが重要です。
・善玉菌を活発にさせる「オリゴ糖」
・悪玉菌が生み出す腐敗産物を
便として排出してくれる「食物繊維」
…を摂取することです。
また、ヨーグルトから生きて腸に届き、
よい働きをしてくれる
〇ビフィズス菌や乳酸菌
↓↓↓
『プロバイオティクス』
…を摂ることも有効です。
ビフィズス菌は
悪玉菌の働きを
効果的に抑えることができます。
ヨーグルトを摂取して
取り入れた乳酸菌の多くは、
胃酸や胆汁酸などで死滅してしまうため、
生きて腸まで届くことはほとんどありません。
しかし、
体内に入った乳酸菌は、
さまざまな物質を分泌します。
それらの物質が、
腸内に棲みついている乳酸菌を応援して増やし、
「腸内フローラ」によい影響を与えるのです。
他にも、
ぬか漬けやチーズ、
みそや納豆などの
〇発酵食品
…も「腸内フローラ」の
改善に役立ちます。
普段の食卓に
並べやすい食品ばかりなので、
簡単に取り入れられますよね。
我が家の高校生の娘が、
登校前に必ず、
飲むタイプのヨーグルトを飲み始めて、
便秘が解消し、痩せたのも
「腸内フローラ」の
おかげなのかもしれません。
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【4】編集後記
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普通に気をつけていても
40代以降、
〇善玉菌
…が減少し
徐々に悪玉菌勢力が
優勢になる傾向があることも
わかってきました。
年齢を重ねるほど、
腸内環境を意識する必要が
ありそうです。
栄養バランスの良い食事
・適度な運動
・休息
…など、
生活習慣と腸内環境を
整えてあげることこそ、
健康に生きていくために大切な
ケアの一つなんですね。
最後まで
お読みいただき
ありがとうございます。
R2自然派基礎化粧品 阿部
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